ザリーとお茶を

「減塩料理」編、始まりました!

Category: 次の一手


NHKの羽生の特集を見ていた息子が
「久しぶりに将棋をやりたいなぁ。」とつぶやいた。
そういえば2ヶ月ほど対局していない。
以前は朝早く一人で駒を並べていたが
このところ受験勉強に集中していて
頭の中から将棋が離れてしまっていた。

時間はもう午後10時を回っている。
今将棋の駒を出したら、叱られるだろうなぁと思っているに違いない。
テレビを見ながら、
将棋大会で中級の部3位に入ったときに
私の父から譲ってもらった足つき将棋盤の上に置いてある
将棋の駒の木箱のふたを
上げたり下げたりしている。

盤に駒を並べ、指に駒をはさみたいんだろうなぁ。
毎日勉強ばかりで体に悪いからなぁ。

「明日、ママと将棋やろうか。」
話し掛けてみた。
普段は、私がとんでもない悪手を指すので
調子が狂っちゃうから嫌だと断られるのだが
嫌々そうな顔をしながらちょっと笑っている。
「十枚落ちでお願いします!」

今朝、学校に行く前に勝負しましたよ。

十二枚落ちでお願いしたんですけどね、、、、
はいはい、負けましたよ(`×´)
明日も勝負だ!

*十二枚落ち・・・相手の駒を王と歩七枚だけにしてもらうのよ。



花見で将棋

仲良しのH君と今年も桜の下で将棋。
この木だけまだ七分咲きでしたが、他は満開。

通りすがりのおじさんが1歩下がったところから
対局を眺めているのが絵になりますね。

お弁当を食べて、恒例のおたまじゃくし取りに突入。
今年は二人ともおうちに連れて帰らないんですって。

去年の花見で将棋は、4月5日のことでした。
今年の方が満開が早かったのかな?
容量がまだ100MBになる前だったので
残念ながら、写真は削除されています。

「どんなに力があっても始まりはみな初段。
 ひとつづつ時間をかけて上がっていくしかない。
 段位と力は関係ありません。
 進藤を初段と思って侮らないでください。」
         「ヒカルの碁」  塔矢アキラ

そうは言うものの、自分より棋力(級)の上の子にはなかなか勝てず
下の子には簡単には負けない・・・
そして、時間がかかっても必ず棋力は上がっていきます。
不思議なものです。

はじめは小さな子供将棋教室から始まりました。
生徒数も少なく、毎週同じメンバー同士で対局するので
勝ち星をあげれば、どんどん昇級していきます。
ところが、大会に出場すると
だいたい同じ棋力同士が当たることになっているのに、全く勝てません。
どうも認定された級の実力はなかったようです。

幼稚園からの仲良しのH君も将棋教室に通い始めました。
H君はとにかく将棋が強い。
どこの教室に行っても、初日で全勝をあげてしまいます。

H君は、もっと強い相手と将棋を指したくて、
もっともっと強くなるために、
そして息子は、
1からやり直すために
本拠地へ乗り込むことにしました。

「ここで新しい将棋教室に入ると、今までの級じゃ通用しないよ。
又15級からやり直しになっちゃってもいいの?」
「分かってる。ボクは1からやり直して、もっと強くなりたいんだ。」


すぐに初級コースは卒業しましたが、
それからの昇級資格は6連勝か9勝3敗。
電車を乗り継いで遠くから通ってくる同じ力を持つもの同士が
勝ち星をあげるために対局するのですから、簡単には進級できません。
あと1勝というところで負けて、又1からやり直し・・・

H君は息子と違って将棋一筋、どんどん強くなって有段者になりました。
私も本当にうれしくて、誇らしいです。



そんな息子ですが、スイミングと同様将棋教室も今月で退室しました。
教室に通わなくてもいつでもどこでも将棋はできます。
そして将棋部のある中学に入って、再スタートするでしょう。
あれ?昨日も同じようなことを書いた気が・・・(;^_^A

そうですね、ずっと続けて、うまくいけば、いつの日か
有段者になることも夢じゃないかも。

そうなんです。子供は未来しか見ていないのです。
期待と希望でいっぱいなんです。

褒めたり叱ったりで感動した事があります。
今から4〜5年前でしょうか。
毎年地元で開かれる将棋大会での指導将棋のことです。

年配の、昔の先生風の指導将棋の先生が
大人も子供も混ぜて7〜8人相手に多面指しをしていました。
多面指しというのは、一人で複数の相手をすることです。
息子の隣には、幼馴染で将棋仲間のHくんと
反対側には、小さい男の子が指してもらっていました。



その指導将棋を見るともなく眺めていると、
「なんだこれは、ひどい手だね、この子は将棋が下手だな」と
先生のきついお言葉。
なんと小さな男の子に対して言っています。
泣いちゃうんじゃないかとヒヤヒヤして見ていましたが
その子は泣くどころか、必死に考え、次の一手を打ちました。
すると、先生は、うって変わった高らかな声で、
「うわっ!これはいい手だ!うまいな、この子は!将棋がうまいね!!」と
まるで逆のお言葉。
さらに有頂天になった男の子がすかさず指すと
「ダメだな、こりゃ、もっといい手があるぞ」
そして男の子はまた必死に考えています。

そしてH君の番です。
H君は、ひとことで言って「強い」です。
その辺の道場や教室なら、負け知らず、
ただ、その頃はまだ自分の強さに気がついていないようでした。
先生は、たった一手を指しただけで、
「この子は強いな。
 よーし、ホンキで負かしてやるぞ。
 どんどん強くなるぞ」
H君が負け知らずだって知ってるかのようです。

さて、ボクちゃんの番です。
私の息子には先生はどんな風に言うのかな?
「なんだ、この手は、ダメだな、70点だな。
 お、それは80点、いい手だな。
 90点や100点の手があるぞ。よく考えてみろ」
へぇ〜、
どうして息子はいい点数つけてもらうのが好きだって知ってるの??

褒められたりけなされたり、でも途中で投げ出す子はいません。
なぜなら、将棋が好きだから。
H君は、今や有段者です。
指導将棋の先生のおっしゃったとおり
強い子に負けて、どんどん上達しました。

でも、実は、H君もボクちゃんも、あれ以来
「あの先生、恐いからいやだ」って近づかないのよ(笑)

子供の将棋大会で米長邦雄永世棋聖がこんなお話をなさいます。
「子供たちが将棋で勝ったり負けたり勝負をしているこの場に
子供と親御さんが一緒にいる、そんなささやかなことが幸せなのです。
子供と一緒にこの場にいるということで、勝利したのです。」

米長永世棋聖がいらっしゃるときはいつもこのお話をなさいます。
確かに何回か聞いたのですが、
ああ、また同じ話だ、と思わせることがありません。
その時々の話題の中で、このテーマをさりげなく主張なさるのです。
加えて、夫婦のあり方によって子供の成長に影響するとも。

親が子供にもっとかかわることで、
必ず子供にとって欠けてはならないものを満たせるに違いない、
と、確かに共感いたします。
しかしながら私たち夫婦はこそこそ耳打ちするのです。
米長邦雄の親子ふれあい将棋教室
「夫婦円満より、谷川の指導将棋やプロ棋士のサイン色紙が
抽選で当たった方が幸せよねっ」と・・・・・┐(´-`)┌
サイン色紙は当たらなかったけど、
将棋盤(ビニール製)と駒が当たったから、
どうもありがとーございまーす

花見で将棋
咲き始めた桜の下で
将棋をさす息子と友達。
しぶい!

その後おたまじゃくし取りに突入。



200503017b9165fb.jpgここまでくると、趣味の一つに数えるべきかどうか。
子供の将棋大会と、子供と夫のポケモンカード大会にくっついていくこと。┐(´-`)┌

将棋大会はそれほど開かれるわけではないですが、恒例となっている大会が多いです。
都内あちこちから、横浜あたりまで、母は一生懸命ついていくわけであります。
そこで必ず見かけるお父さんがいらっしゃいます。


続きを読む

 四角い囲碁や将棋の板の上には
無限の宇宙が広がっているかのごとくそれらの世界が広がっています。

 最新の将棋ソフトの実力は
人間のアマ四段から五段のレベルに到達、1秒間に30万手先読みすることができ
全国大会で1勝してもおかしくないそうです。
数字にすると圧倒されます!


 対局は、額がつきそうなほど相手と対峙し、間を区切るものはありません。
そして、負けた側が「負け」を宣言しなければ終わりません。
連敗すれば「負けました」と言い続けなければなりません。
あの羽生が勝率7割ですが
お相撲のように、勝てば白星、負ければ黒星、勝負の世界です。

勝負の目的はただひとつ勝つことです。
どんなに駒落ちしてもらっても(ハンデをつける)自分が駒を落としても
勝負の目的は勝つことです。

『息子になんか絶対負けるか!』と「平手でお願いします」と挑んでいた勝気な私が
いつのまにか、「すみません、王様と歩だけでお願いします・・・」と下手に出た上に

負けていいのか  母!!!
こんな屈辱  このままでいいのか  母!!!(-"-;A ...

負けましたと言うのが悔しくて悔しくて、
悔しさをバネに、今度こそ勝つぞと粘るのです。
子供らは勝負に なぜルールがあるのか 
その意味を理解することになります。
そしてどんどん親を追い越していくのです。

 だいぶ前に連載が終了したにもかかわらず、いまだ余韻の残る『ヒカルの碁』。
少年が『神の一手』を目指して成長していく物語です。
 スポーツもの、動物もの、モンスター/妖精、海賊、忍者、競艇、探偵、料理、学園、etc.成長していく物語いろいろ それぞれ感動しながら読んだりTVで見たりしていますが、どうして、こんなに動きの少ない囲碁の物語にはまってしまったのでしょうか・・・
 ある日前触れもなく、頭の中にぱっと浮かびました。
『巨人の星』に似てる・・・
 こんなこと思いつくの 私だけ?

lin☆黄青


 花形満が、星飛雄馬を求めて求めて
対決しなければ前へ進めない、そんな姿と重なっていました。
 二人の天才が同時に存在したら
才能が卓越しているほど
二人にしか理解し得ないものが、ライバルとして、友情として、その魂は必ず求め合うのではないかと。

 「未来を思うと、胸が躍るよ。」
棋院の中の雑誌編集者のせりふです。
今までは自分が前へ向かって歩いていました。

親になり、子供たちの姿を直接目にして、
たった一つ確実に分かったことは
どんな子供にも、未来だけがあるということです。

そして
純粋に夢や目標に向かって進もうとしている姿が
感動を呼ぶのです。
本当にわくわくします。

明るい未来あふれる世界であることを祈るばかりです。



このページのトップヘ