旧東海道品川六郷

東海道五拾三次を旅してまいりました。
日本橋をスタートして、京都まで平均12泊13日かかると言われた旅路を
およそ2時間ほどで歩いてきました(*^^*)

我が家の近所のなじみのある場所をてくてく通り過ぎ
久しぶりの緊急地震速報におびえながら
天下の嶮の箱根を超えると
左富士が見えてきます。
めったに雪の降らない蒲原で大雪に降られ
越すに越されぬ大井川を渡ると
だんだん町にも活気があふれてきます。
途中、ちょっと寄り道してお伊勢参りへ。
名物のまんじうを犬にやったりして東海道に戻ると
道も広く町行く人も華やかで
とうとう三條大橋に到着です。

ということで

広重も犬も旅した東海道五拾三次
殿様も犬も旅した広重東海道五拾三次

サントリー美術館で明後日15日まで開催中です。


サブタイトルの「殿様も犬も歩いた東海道」
殿様は大名行列のことでしょうが、犬って何?

そりゃ、犬だって歩くでしょうけれど(^^;)
確かに何枚かの版画には犬が描かれています。

犬
五拾三次のうちではありませんが、
「伊勢神宮の宮川の渡し」では
都合で伊勢参りができなくなったご主人の代わりに
お伊勢参りをしている犬がいるんですね。
昔の犬は賢かったんですねぇ。
名物のお饅頭をもらったりしながら犬も旅したんですね 。

この展覧会では
「変わり図」という版画との比較がひとつの目玉です。
同じ場所の構図を変えたり、一部変更を加えたりしたものです。

変わり図では富士山やガンの群れを消しても
犬はちゃんといるんですよU^ェ^U

五拾三次の傑作のひとつの
初刷りと後刷りを見比べることもできます。

ずいぶん違うものだと驚きますが
当時の版画は絵師がチェックするのは初刷りだけで
後刷りは刷り師のセンスを反映してもよかったとか。

読売新聞では東海道五拾三次の額絵を毎月配布していて
大井川を渡って先月掛川まで来たところです。
詳しい説明書きも入っていて京都まで集めるのが楽しみですが
展覧会で本物を鑑賞する醍醐味にはかないませんね。

版画は小さいので覗き込むようにしながらの観覧となりますが
当時の庶民の生活の一瞬一瞬を風景とともに
日本橋から京都まで旅する気分が味わえました。
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