ある雑誌で、試験問題の物語に感動してしまい
試験にならなかったという(笑い？)話が載っていた。
そういうことがあるか息子に尋ねてみると
問題の物語に感動してしまったときは
さっさと問題を終わらせてしまい、
残った時間で何度も物語を読み返しているという・・・
気持ちは分かるが、、、残った時間は見直しをしてちょうだい(-"-;A

私の中高の頃の国語の題材といえば、
夏目漱石だの森鴎外だの島崎藤村だの大岡昇平だの
古典文学が多かった。
最近の入試に扱われる作家は、私と同年代の作家が多い。
電車の中で斜め読みするような類の作家。
ところが入試問題として扱われ心情を探りながら読み進めると
確かに感動してぐいぐい引き込まれる。
作問者の意見と合っていようがいまいが
ワクワクしながら解答欄に書きたくなってくる。

ある説明会で、そういった旨の話をすると
｢実は私は国語の担当なんですよ。｣
とうれしそうに話す先生とよもやま話に(笑)

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志望校の社会の過去問にはまだ取り掛かっていないが
算、理、国と過去問シリーズを客観的に読み返してみると
まるでお利口な息子と落ち着いた母の話のようだ(爆)
が、とんでもない。
ゆゆしき間違え、いただけない順位、重箱の隅をつつけばきりがない。

私が言いたかったのは
もし、受験でなければ、もし、競争や他人との比較の中にいなければ
普通に勉強が好きな男の子の話なのだ。

難しい計算が楽しい、問題の小説に感動する、
そんなところを認めてあげたいだけなのだ。

だけど、好きな子は自ずと前へ向かっていく。
スポーツでも芸術でも将棋でも。
そこには必ず競争が待っている。
だから、トレーナー母は応援しているよ。

休憩させるのもトレーナーのお仕事と以前にも書いたけど
ここらで、私自身もちょっとブレーク。
お受験シリーズはお休みして
秋を楽しもうと思います。